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モノアミン酸化酵素B阻害薬とは

      2016/04/08

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この薬は、モノアミン酸化酵素の働きを阻害します。それによって脳内にあるドーパミンやセロトニンのような物質を分解されないようにする薬剤の総称です。

今から25以上前にアメリカのとある海岸で若者達がオリジナルの覚醒剤を作り使っていました。その中からパーキンソン病が発症してしまったのです。

この時にある毒物が検出されました。それがMPTPという神経毒です。これがきっかけでMPTPという物質が知れ渡り、この毒物が体内で作用する条件は何か?を調べ始めました。

検査した結果、脳神経細胞の1つであるモノアミン酸化酵素Bが必要で、これによりMPP+という物質に変化することが分かりました。

では、このモノアミン酸化酵素の阻害すればパーキンソン病の症状は悪化しないのではないか?その仮設のもと、開発されたのがモノアミン酸化酵素B阻害薬です。

モノアミン酸化酵素B阻害薬は、ドパミンが分解されるのを抑制する働きがあるため、脳内ドパミンの濃度を上げる作用もあります。

モノアミン酸化酵素B阻害薬の種類

  • 塩酸セレギリン(商品名:エフピー)
  • ラサギリンメシル酸塩(商品名:アジレクト)

※日本国内ではセレギリンのみが使用を認められています。

Lードーパの作用を強める働きがある

モノアミン酸化酵素B阻害薬には、ドパミンの作用をより強める作用があります。ですので、症状の進行を抑制させるというよりも、Lードーパの作用増強効果がある、ということになります。

そのためLードーパの作用増強効果という役割がある、という意味で医師が使用しています。

もちろんパーキンソン病の治療薬として考え使っている医師もいます。ですが、厚生労働省による使用許可の条件は、他の抗パーキンソン病と一緒に服用することです。

モノアミン酸化酵素B阻害薬の副作用

セレギリンは抗うつ薬やメペリジン、セロトニン再取り込み阻害薬と一緒に服用してしまうと、急性の中毒性相互作用を生じてしまうため併用は禁止されています。

副作用として、不眠が多く発症しています。そのため、夜を除く朝と昼の2回に服用することがすすめられています。とは言え、副作用自体が他の薬と比較して少ないので、比較的安全で使用しやすい薬です。

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